2025年7月、島根県奥出雲町の国道脇で保護された一人の男性。
彼は自らを「田中一」と名乗りましたが、それ以外の記憶をほとんど失っていました。
所持品から見つかった60万円、携帯電話がなかったことなど不可解な点も多く、ニュースやSNSで一気に話題に。
この記事では、発見から現在までに判明している事実や、正体・家族に関する情報、そして最新の動きを解説します!
▶️ 発見の経緯

7月上旬、奥出雲町の国道314号沿いで男性がうずくまっているのを通行人が発見。
警察や救急により保護されました。
バッグの中からはポリ袋に入った現金約60万円とブランドバッグが見つかり、携帯電話は行方不明。
発見直後から「記憶喪失の謎の男性」として報道され、大きな注目を集めました。
田中一さんが記憶喪失になった詳し経緯は↓の記事から!
▶️ 「田中一」は本名ではない?
報道では「田中一」は仮名であり、本名は確認されていません。
しかし、テレビ番組に本人が顔出しで出演したことで、SNS上に
「昔アパレル業界で働いていた人物に似ている」
といった書き込みが拡散。
田中一さんはアパレル会社の従業員という噂があるらしい。ある日気づいたら島根とかいうクソ田舎の山中に倒れていたらしい(´・ω・`) pic.twitter.com/Oj8AFsDZud
— 有川健進 (@arikawakenshin) September 2, 2025
一部では2000年代に活動していたブランド関係者の写真と照合する動きもありました。
ただし、公式に確認されたわけではなく、現在も「正体未確認」という扱いになっています。
▶️ 不可解な所持品──現金60万円はどこから?
現場で見つかった所持品には、不自然な点が多く残っています。
男性は「このお金でテントやキャンプ用品を買い、野宿していた」と語っています。
しかし、なぜ携帯がなかったのか、なぜ多額の現金を持っていたのかについては未解明のまま。
ネット上では、
「事件に巻き込まれたのでは」
「見てはいけないものを見てしまい記憶を消されたのでは」
という憶測も飛び交いました。
▶️ 逮捕と釈放、その後の生活

保護後しばらくは野宿生活を続けていましたが、職務質問を受けた際に折り畳みナイフを所持していたため一時逮捕されたことが報じられています。
ただし、犯罪性は認められず不起訴となり、その後釈放。
現在は大阪の支援団体やNPO法人「ぴあらいふ」に受け入れられ、グループホームで生活を送りながら飲食店での就労体験などを行っているとされています。
社会復帰に向けた生活再建が少しずつ進んでいる段階です。
一方で、NPO法人「ぴあらいふ」は田中一さんに関する情報提供を呼びかけているものの、家族や知人などからの有力な情報はなく、先が見通せない状況となっています。
▶️ 家族や知人からの情報提供
テレビ出演をきっかけに、団体やメディアには数百件の情報が寄せられました。
といった証言があり、身元特定に繋がりそうな情報も集まっています。
中には「都内在住の40代男性である可能性が高い」という情報もあり、今後、警察や行政による正式確認が期待されています。
しかし、どれも確信できる情報ではなく、身元特定とまでは至っていないのが現状です。
▶️ まとめ
「田中一」と名乗る記憶喪失の男性は、2025年7月に島根県で発見されました。
不可解な所持品や記憶の欠落により話題となり、SNSでは正体に関する憶測も飛び交いました。
現在は支援を受けながら生活し、身元確認が進められている段階です。
まだ多くの謎が残されているものの、今後の調査や本人の回復によって、正体や家族との再会が明らかになる可能性があります。
引き続き、事実に基づいた最新情報を見守る必要があるでしょう。