夫婦フォークデュオ「ハンバート ハンバート」をご存じですか?
1998年に結成されて以来、独特の歌声と温かな音楽で、世代を超えて愛されてきた二人。
聴いていると「なんだか自分の気持ちを代弁してくれてる…」と感じる人も多く、“障害者や吃音に寄り添うミュージシャン”といった声が挙がるのも納得です。
そして最新ニュース! 2025年9月29日から放送スタートするNHK連続テレビ小説『ばけばけ』の主題歌に、彼らの新曲「笑ったり転んだり」が決定しました!
この記事では、ハンバートハンバートの魅力や人気曲、障害者や吃音に寄り添うミュージシャンと呼ばれる理由について解説します!
▶️ ハンバート ハンバートのプロフィール
まずは二人の基本情報をチェックしておきましょう。

二人は夫婦であり、3人の子どもを育てるパパとママでもあります。
1998年にデュオ結成、2001年にアルバム『for hundreds of children』でデビューしました。
デュオ名「ハンバート ハンバート」は、ナボコフの小説『ロリータ』に登場する人物が由来。
響きの良さと文学的な雰囲気から付けられたそうです。
彼らの音楽はフォーク、カントリー、アイリッシュ、日本の童謡など、幅広いジャンルがベース。
シンプルなのに奥深く、心にすっと入ってくるのが特徴です。
▶️ “障害者や吃音に寄り添うミュージシャン”と言われる理由
なぜそんなふうに言われるのか?
それは歌詞に秘密があります。
例えば「ぼくのお日さま」という曲では、自分の思いを言葉にできず、心の中で葛藤する姿が描かれています。
また、
「あたまにきても ことばがでない く く く くたばれ これじゃ勝てないね」
というフレーズは、吃音で言葉がスムーズに出ない苦しみと重なり、同じ境遇の人から強い共感を呼んでいます。
「自分だけじゃない」「こんな気持ち、わかってくれる人がいる」と思わせてくれるからこそ、“寄り添う音楽”と表現されるんですね。
▶️ 人気曲・代表作を紹介
ハンバート ハンバートといえば、こんな曲が有名です。
どの曲も「ありふれた日常の中の小さな感情」を丁寧にすくいとったような歌で、聴けば聴くほど味わい深いんです。
▶️ NHK朝ドラ『ばけばけ』主題歌に大抜擢!
2025年9月29日スタートのNHK連続テレビ小説『ばけばけ』。

その主題歌に選ばれたのが、ハンバート ハンバートの新曲 「笑ったり転んだり」 です。
さらに、8月26日の『うたコン』(NHK)で初披露されることも決定!
公開生放送で歌うのは二人にとって初めてということで、大きな注目を集めています。
朝ドラは幅広い世代が見る国民的番組。
その主題歌に選ばれたということは、彼らの音楽が「誰の心にも届く」証でもありますね。
▶️ まとめ
ハンバート ハンバートは、ただのフォークデュオではありません。
日常の小さな感情や、生きづらさを抱える人の想いにまで寄り添い、言葉にならない気持ちを音楽で包んでくれる存在です。
最新曲「笑ったり転んだり」が朝ドラ『ばけばけ』の主題歌に選ばれたことで、ますます注目度が高まること間違いなし。
これを機に、ぜひ一度彼らの音楽に触れてみてください。
きっと心に響く一曲が見つかるはずです!