【一体なぜ?】フィンエアーでストライキが連発する理由

旅行

最近、フィンランドの航空会社「フィンエアー(Finnair)」で、ストライキによる便のキャンセルが相次いでいます。

2025年だけでもすでに900便以上が欠航し、数万人が影響を受けました。
旅行者にとっては「またか…」と頭を抱えるような事態です。

ではなぜ、ここまでストライキが頻発しているのでしょうか?
そして、もしあなたの便が運休になったら、どうすればいいのか?

この記事では、背景と対策の両方をわかりやすく解説します!

▶️フィンエアーとは?

フィンランドを代表する航空会社で、日本からヨーロッパへの旅行でも人気があります。
特に成田・関空〜ヘルシンキ間の直行便は便利で、よく利用されてきました。

しかし近年は、ストライキによる混乱が続き、「信頼のフィンエアー」から遠ざかっている印象も。

公式ホームページはこちら

▶️なぜストライキが起きているのか?

原因1:労働協約の失効と交渉の行き詰まり

パイロットや地上職員と会社との労働契約が期限切れとなり、現在は新たな契約をめぐって交渉が続いています。
ところがその交渉が難航しており、組合側は抗議の意味を込めてストライキを実施しています。

原因2:物価高と給料のギャップ

フィンランドでも生活費が高騰しており、「給料が上がらないままでは暮らせない」という声が従業員の間で高まっています。
とくに地上職員は、業務量が増えても待遇が変わらず、疲弊が深刻となっています。

原因3:経営側のコストカット

コロナ禍以降、フィンエアーは赤字続き。経営再建のために業務の外注化や人件費の抑制を進めた結果、現場の不信感が爆発。
どんどん現場にしわ寄せが来ている」という不満が背景にあります。

▶️今後もストライキは続くの?

現在の状況では、しばらくストライキは断続的に続く可能性が高いと見られています。

特に交渉が進展しない限り、夏〜秋の観光シーズンにも影響が出るかもしれません。

一刻も早く、状況が良くなってほしいですね…

▶️【重要】ストライキで便が欠航になったらどうする?

もしあなたの搭乗予定便がストライキの影響で欠航・変更になった場合、以下のような対応をとることができます。

1. まずは公式アプリやメールを確認

フィンエアーは、欠航情報をメールまたはアプリ通知で知らせてくれます。
フライト前日〜当日は特に注意深くチェックしましょう。


2. 代替便への振替(リブッキング)

欠航になった場合、フィンエアー側から代替便の案内が届くことがあります。

・日程が合えばそのまま振替
・どうしても都合が悪い場合はキャンセル返金へ進む

という選択肢があります。

アプリや公式サイトから、振替希望日を選択できる場合もあります。


3. 全額返金の申請

代替便を利用しない場合は、チケット代の全額返金が可能です。

フィンエアーの「予約管理」ページやメールのリンクから申請できます。
数日〜数週間以内にクレジットカード等へ払い戻しされます。


4. ホテル・交通費の補償について

EUでは航空便の遅延・欠航に関する乗客保護規定(EU261規則)があります。

・24時間以上の遅延
・当日乗り継ぎ不可
などの条件を満たす場合は、宿泊費や食事代、交通費の補償が認められることも。

ただし、ストライキが「不可抗力」と判断された場合は補償対象外になることもあるため、個人旅行保険も併用しておくのがベストです。


5. カスタマーサービスに連絡がつかない時は…

欠航が集中している時期は、カスタマーセンターが非常につながりにくくなります。

そんなときは:

  • チャットボット(英語でも有効)を活用
  • SNS(X、Facebook)でDM相談
  • 空港のフィンエアー窓口で直接相談

といったルートも検討しましょう!

▶️まとめ

いかがでしたでしょうか!?

この記事では、フィンエアーでストライキが多発している原因と、もし登場する予定の便がストライキで欠航になった場合の対処法について解説しました!

フィンエアーでストライキが連発している背景には、労働条件の悪化・物価高・経営側との深い対立があります。
そして現時点では、事態がすぐに改善される見込みは薄いのが現実です。

でも、冷静に対応すれば、被害を最小限に抑えることはできます。

旅行を台無しにしないために、
そしてスムーズに旅を楽しむために──
最新情報をこまめにチェックしつつ、柔軟な対応力を持っておきましょう!

コメント

タイトルとURLをコピーしました