独特の世界観とメッセージ性の強い楽曲で注目を集めるアーティスト「はてな」。
デビュー当初は素顔を明かさず活動していたため、“謎の歌手”として話題になりました。
しかし最近、その正体が明らかになり、音楽ファンの間で大きな驚きを呼んでいます。
なんと、はてなは演歌界の大御所・森進一さんと元歌手の森昌子さんを両親に持つ次男。
兄は世界的人気バンド ONE OK ROCK の Taka、弟は MY FIRST STORY の Hiro という、まさに音楽一家の中心にいた人物だったのです。
本記事では、
を詳しく解説します。
▶️ はてなとは誰？
はてなは、2020年に音楽活動を本格的にスタートしたアーティストです。
2020年11月にリリースしたデビュー曲「夢？」で一躍注目を浴び、YouTubeやSNSを中心にファンを拡大してきました。
▼プロフィール
特徴的なのは、デビュー当初から素顔をはっきりとは見せず、ミステリアスな雰囲気で活動していた点です。
MVでもアニメーションがメインで本人は登場しておらず、「誰なの？」「声が良すぎる」とインターネット上で瞬く間に話題となりました。
しかし、その後のメディア報道によって “本当の正体” が明らかになります。
▶️ 兄はワンオク・Takaで弟はマイファス・Hiro！
2020年以降、複数のメディアが「はてなは森進一と森昌子の次男」であると報じ、大きな注目を集めました。
つまり、彼は音楽界を代表する二人、ONE OK ROCK の Taka、MY FIRST STORY の Hiro の兄弟にあたります。
2025年12月2日、ONE OK ROCK のTakaは自身のインスタグラムで、次男（智寛）が「少しだけ大事なお知らせ」とし「2番目の弟が今日、自分の音楽活動を公表すると決意しました。」と投稿しました。
家族としても一人のアーティストとしても祝福すると述べていて、兄らしさが感じられますね！
▼森家の音楽一家
この三兄弟がいずれも音楽の世界で活躍しているのは驚異的と言えるでしょう。
Takaは世界的ロックバンドのボーカル、Hiroは若い世代のカリスマ、そしてはてなはR&Bやポップスをベースにした独自の世界観を展開しています。
▼本名は”森内智寛”
また、本名は森内智寛（ともひろ）であることが明らかになっています。
長男Takaは貴寛（たかひろ）、三男のHiroは寛樹（ひろき）、そして次男はてなは智寛（ともひろ）と全員の名前に共通して「寛（ひろ）」という字が入っていますね。
これには森進一さん昌子さんの夫婦の名前に対するこだわりがあったのでしょうね。
▶️ 意外な素顔と経歴：元々は会社員だった？
はてなが興味深いのは、意外な経歴です。
幼少期から慶應義塾の一貫校である慶應義塾幼稚舎に通い、その後は湘南藤沢中等部・高等部、そして慶應義塾大学へと進学しました。
名門校をエスカレーター式に進むことができる環境は、家庭の経済力と教育への意識の高さを物語っていますね。
彼が卒業後に選んだ進路は、テレビ東京への就職。
音楽一家に生まれたにもかかわらず、音楽を離れ会社員として働いていました。
2012年に新卒入社し、AD（アシスタントディレクター）として番組制作に携わりました。
地道な現場作業と長時間労働で知られるテレビ業界に身を置いた彼は、芸能界という「表舞台」ではなく、「裏方」としての人生を選んだのです。
その後、2020年から本格的に音楽活動をスタートし、デビューすることとなりました。
会社員からミュージシャンになるという決断の裏には様々な葛藤や迷いがあったに違いありません。
「はてな」というユニークな名前は、“迷いや葛藤、その先にある希望”を象徴するように付けられたといわれています。
▶️ 大谷翔平選手との意外な繋がり
はてながさらに注目されるきっかけとなったのが、メジャーリーグ・大谷翔平選手との関係です。
▼大谷翔平の登場曲に採用
2022年、エンゼルス時代の大谷選手が試合前の登場曲に、はてなの楽曲を使用したことが話題に。
トップアスリートが曲を選ぶ際は、
といった基準が重要とされます。
はてなの楽曲は、まさに「挑戦」「夢」「挫折と再起」を歌う内容が多いため、大谷選手の心に響いたのではと言われています。
この出来事は、はてなの認知度を一気に押し上げ、スポーツファンからも注目されるきっかけとなりました。
▼新曲には大谷選手への思いも？
はてなは後に“大きな挑戦”をテーマにした新曲「翔」を発表。
曲名に「翔（かける）」という漢字を使っており、「大谷選手の名前と重ねているのでは？」と推測する声もあります。
もちろん本人が明言しているわけではありませんが、
を重ね合わせた楽曲だと捉えるファンも多いようです。
▶️ まとめ
はてなは、匿名性とユニークな世界観を武器に活動する新世代アーティスト。
しかし、その裏には、
という、意外性と深みのある素顔が隠されていました。
兄弟がすでに日本の音楽界を代表する存在として活躍する中で、はてなは“はてなにしかできない表現”を追求し続けています。
今後、素顔を公開して活動を広げていくのか、それとも匿名性のまま自分の道を突き進むのか――。
どちらに進むにしても、唯一無二の存在として注目され続けることは間違いありません！
