「大阪の女性は10人中9人ブスですわ!」
2025年7月、日本保守党代表・百田尚樹氏が北海道の街頭演説中に放ったこの発言が、またしても大炎上しています。
過去にも「30歳超えたら子宮摘出」「女性は大学に行かせない」など、度重なる暴言・差別的発言で注目されてきた百田氏。
なぜ彼は“ヤバい”と言われるのか?
さらに、俳優・三浦春馬さんとの知られざる関係とは?
この記事では、百田尚樹という人物像、炎上の背景、世間の反応、そして今後の展望まで、最新の情報をもとに詳しく解説します。
▶️百田尚樹はどんな人? 作家から政党代表へ

百田尚樹(ひゃくた・なおき)氏は、1956年大阪市生まれの小説家・評論家。
もともとは放送作家として『探偵!ナイトスクープ』などの番組を手がけたのち、2006年に小説家デビュー。
戦争をテーマにしたベストセラー『永遠の0』で一躍注目を集め、以降『海賊とよばれた男』『モンスター』などヒット作を連発しました。
作家としての成功と並行して、SNSやテレビ出演を通じて保守的な政治・社会観を積極的に発信。
2023年には政治団体「日本保守党」を立ち上げ、2025年現在は代表として街頭演説やYouTubeチャンネルで政治活動を精力的に行っています。
(日本保守党公式HPはこちら)
▶️炎上発言の連続、その“ヤバさ”とは?
◆ 2025年7月:大阪女性侮辱発言で再炎上
最新の炎上は2025年7月12日、北海道・北広島駅前での街頭演説で飛び出しました。
百田氏は演説中に、「大阪の女性は10人中9人がブスや!」と発言。
集まった聴衆やネットユーザーからは「女性蔑視だ」「地域差別だ」と非難が殺到し、SNSでは「#百田尚樹を許すな」「#女性差別」がトレンド入りしました。
この発言は、笑いを取るための“ネタ”とも捉えられますが、公党の代表という立場での発言としては軽率であるとの批判が広がっています。
◆ 過去にもあった“爆弾発言”の数々
百田氏の炎上歴は今回に限りません。これまでに物議を醸した発言には、以下のようなものがあります。
- 「女性は18歳以上大学に行かせない方がいい」
- 「25歳超えたら結婚できない。30歳超えたら子宮摘出」
- 「外国人は日本の治安を悪化させている」
- 「沖縄の新聞は潰すべき」「韓国は敵国」
いずれも極端な物言いが特徴で、当人は「仮定の話」「表現の自由」として釈明していますが、差別やヘイトスピーチと見なされることも多く、度重なる批判に晒されています。
▶️三浦春馬との意外な接点とは?

百田尚樹氏と俳優・三浦春馬さんの間には、直接的な親交が深かったわけではありませんが、映画『永遠の0』を通じて関係がありました。
この作品は百田氏の小説を原作とし、三浦春馬さんは主人公・佐伯健太郎を演じています。撮影後、百田氏は春馬さんについて、
「非常に誠実で真面目な青年だった。真剣に役に向き合う姿が印象的だった」
と語っています。
また、三浦春馬さんが2020年に急逝した際には、自身のTwitterで「言葉を失った。惜しい才能だった」と追悼のコメントを発表しています。
→ つまり、百田氏と三浦春馬さんは“作品を通しての接点”にとどまり、プライベートな親交があったわけではないようです。
▶️ヤバいと言われる理由
◆ 過激すぎる物言いと自己正当化
百田氏の発言は、たびたび“常識の一線を越えており”、女性、移民、メディア、特定の地域や民族に対して強い言葉を投げかけています。
中でも問題視されるのは、差別や人権侵害ととられかねない発言を「仮定の話」「風刺」として繰り返し正当化している点です。
◆ 炎上を恐れず、むしろ利用している?
本人はたびたび、「何を言っても炎上するが、沈黙はもっと怖い」と発言。
注目されることで保守の主張を広げられると考え、「燃えながらでも言いたいことを言う」スタンスを貫いています。
そのため、彼にとって“炎上”は失敗ではなく戦略の一環とも見られます。
◆ 支持者と批判者の真っ二つの評価
支持者の声 | 批判者の声 |
---|---|
「本音を代弁してくれる」「政治家らしくない率直さがいい」 | 「差別的で不快」「公党の代表として自覚がない」 |
政治・思想・世代によって受け止め方が大きく分かれるのが、彼が“ヤバい”と言われる最大の理由でもあります。
▶️まとめ:百田尚樹はやばいのか?
百田尚樹氏が「やばい」と言われるのは、過激な発言を繰り返すだけでなく、それが差別や侮辱と受け取られるケースが多いからです。
特に、2025年7月の「大阪の女性は10人中9人ブス」発言は、公党代表としての責任を問われる発言として大きな批判を浴びました。
一方で、「本音を語る政治家」として一部に強い支持を集めているのも事実。
言論の自由の範囲内とはいえ、公人として社会的な影響を考慮する必要はあります。
結論として、百田氏は確かに“やばい”存在ではありますが、それは発言の内容だけでなく、その発言が社会に与える影響と向き合わずに繰り返されていることにあると言えるでしょう。
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