バルト三国の一つであるラトビア🇱🇻
日本人の私たちからすると、あまり馴染みのない国だと思います。
「そもそもラトビアってどこにあるの?」という声も聞こえてきそうです(笑)
そこでこの記事では、ぼんじんさんが2025年3月にラトビアに一人旅に行った感想や、実際に体験したこと食べたものなどを紹介します!
少しでもエストニアに興味を持ってくれたら嬉しいです!
▶️ラトビア基本情報
まずはざっとラトビアの基本情報から!
- 首都:リガ(Riga)
- 面積:約6万4,600平方キロメートル(九州とほぼ同じ大きさ)
- 人口:約185万人(2025年推計)
- 言語:ラトビア語(公用語)、ロシア語も広く使われている
- 宗教:キリスト教(ルター派が主流)
- 通貨:ユーロ(EUR)
- 時差:日本より7時間遅れ(サマータイム時は6時間遅れ)
- 有名な観光地:リガ旧市街(世界遺産)、ユルマラ(海辺のリゾート)、シグルダ(自然と古城)
ラトビアはバルト海東岸、エストニアとリトアニアの間に位置し、フィンランドの南、ドイツの東に位置しています。
豊かな自然や美しい町並み、歴史的な建造物で知られており、特に首都リガは世界遺産に登録されています。
その美しさから、首都であるリガは「バルト海の真珠」とも呼ばれています!
▶️ラトビアへのアクセス
ラトビアには直行便がないため、日本からのアクセスはヨーロッパ主要都市での乗り継ぎが基本となります。
コスト面や評判、運行本数などを考慮すると、フィンエアーでヘルシンキ乗り継ぎかターキッシュエアラインズでイスタンブール乗り継ぎがおすすめです!
また、バルト三国を周遊される方は、陸路での移動がベストだと思います。
エストニアのタリン、もしくはリトアニアのヴィリニュスからバスで4時間ほどでアクセス可能です。
価格も2000円ほど(時期、混雑状況による)とお財布に優しいのもポイント!
ちなみにぼんじんさんは、エストニアのタリンからFlixBusを利用してリガへ行きました。
ヨーロッパを周遊されるかたにとってお馴染みのFlixBusです笑
バルト三国一人旅エストニア編はこちら!

▶️ラトビアでの滞在エリア
リガに宿泊される方のほとんどは、「旧市街」または「新市街」近辺に宿泊されると思います。
旧市街および新市街、タリン観光のメインエリアであり、主要な観光スポットやレストラン、お土産屋さん、ホテルなど、観光に必要なものが全て集結しています。
ぼんじんさんも旧市街近くの「Ibis Riga Centre Hotel」に宿泊しました。
バス停や鉄道の駅、観光地へのアクセスがよく、お部屋も日本のビジネスホテルくらいのクオリティで大満足でした!
価格も1泊7000円ほどと円安、物価高に悩まされるなかでとってもお安く泊まることができました。
▶️ラトビアの街並み
ラトビアの首都リガは、「バルト海の真珠」とも称される美しい街です。ダウガヴァ川のほとりに広がるこの都市は、豊かな歴史とモダンな雰囲気が調和し、訪れる人を魅了します。
旧市街(ヴェツリガ)は、石畳の路地と中世の建物が残る歴史地区で、ユネスコ世界遺産にも登録されています。カラフルな建物が並ぶ「三人兄弟」、重厚なリガ大聖堂、そしてゴシック様式の「ブラックヘッドの家」など、まるでおとぎ話の世界に迷い込んだかのような風景が広がります。

一方で、旧市街を少し離れると、アール・ヌーヴォー様式の建築群が街を彩ります。特にアルベルタ通り周辺は、ヨーロッパでも有数のアール・ヌーヴォー建築が集中しており、建築ファンにも人気のスポットです。

カフェやレストランも充実しており、クラシックな雰囲気の中で地元料理やバルトビールを楽しむことができます。夜になると街灯が石畳にやさしく光を落とし、昼間とはまた違ったロマンチックな表情を見せてくれます。
リガの街は、大きすぎず、小さすぎず。歩いて散策するのにぴったりのサイズ感と、ヨーロッパらしい優美さが詰まった魅力的な都市です!
▶️おすすめ観光スポット
ここからは、ぼんじんさんが実際に行って、みなさんにおすすめしたい!と思ったスポットを紹介します。
聖ペトロ教会
1つ目が「聖ペトロ教会」。
リガ旧市街の中心にそびえる聖ペトロ教会は、街を象徴する歴史的な建築物のひとつです。その起源は13世紀にさかのぼり、ゴシック、ロマネスク、バロックなど、時代ごとの建築様式が融合した外観は、一目見ただけでその壮麗さに圧倒されます。
最大の見どころは、なんといっても高さ123メートルの尖塔。エレベーターで展望台(72メートル地点)まで上がることができ、そこからはリガ旧市街を一望できる絶景が広がります。オレンジ色の屋根が並ぶ中世の街並み、ダウガヴァ川の流れ、晴れた日にはバルト海方面まで見渡せることも。

内部には、教会としての荘厳な雰囲気に加え、現代アートや歴史的展示物のギャラリーが併設されており、宗教建築でありながら文化施設としても活用されています。

また、夜にはライトアップされ、旧市街を彩る幻想的な存在に。リガを訪れるなら、歴史・景観・文化のすべてを体感できるこの聖ペトロ教会は、絶対に外せないスポットです!
ラトビア国立美術館
2つ目は「ラトビア国立美術館」。
リガの静かな並木道沿いにたたずむラトビア国立美術館は、芸術好きなら一度は訪れたいスポットです!1905年に建てられたネオバロック様式の荘厳な建物自体が、すでに芸術作品のような存在感を放っています。

館内には、ラトビアをはじめとしたバルト地域の近現代美術が豊富に収蔵されており、19世紀から現代にかけてのラトビア美術の流れをたどることができます。特に、ラトビア独自の色彩感覚や民族性を反映した絵画や彫刻は、他国にはない独特の世界観を持っており、どこか懐かしくも新しい感動を与えてくれます。

建物は2016年に大規模なリノベーションが行われ、展示空間はモダンで洗練された雰囲気に。屋上テラスからはリガの街を一望でき、アートだけでなく街の景色も楽しめるのが魅力です。
また、館内にはカフェやミュージアムショップも併設されており、美術鑑賞の合間に一息つくのにもぴったり!静かで落ち着いた空間の中で、ラトビアという国の文化的な奥深さに触れることができます。
ラトビアの歴史や美意識を知る上で、ラトビア国立美術館はまさに「芸術を通じた入口」となる場所です。リガ観光の際には、ぜひ時間を取ってじっくりと訪れてみてください!
▶️おすすめレストラン・カフェ
ラストは、みなさんお待ちかねのおすすめレストラン・カフェを紹介します!
Domini Canes
リガ旧市街の中心にあるDomini Canesは、歴史的な教会群を望む落ち着いた雰囲気のレストランです。
地元の旬の食材を使った創作欧風料理が人気で、丁寧なサービスと温かみのある北欧風インテリアが魅力。
ぼんじんさんは、豚バラのローストをいただきました!
とろっとろに調理された豚肉はとてもジューシーで、ベリーのソースとの相性抜群!

テラス席からは聖ペトロ教会の尖塔を眺めながら食事が楽しめます。リガ観光の際にぜひ訪れたい名店です!
Bezē confectionery and culinary delights
リガの中心部、Blaumaņa iela 7に位置するBezē Confectionery and Culinary Delightsは、地元の人々に愛されるベーカリーカフェです。店内は温かみのある木製の家具とアンティークな装飾が施され、居心地の良い雰囲気が広がっています。
このカフェの魅力は、何と言ってもそのスイーツの数々。
ラトビアの伝統的な「Medus kūka(蜂蜜ケーキ)」や「Napoleonケーキ」をはじめ、パヴロヴァやピスタチオのエクレアなど、見た目にも美しいデザートが並びます。
特に「Bezē」という名のメレンゲケーキは、店の名を冠した人気商品です。
ぼんじんさんは、日本では見かけない蜂蜜ケーキを食べました!
蜂蜜の優しい甘さが心地よく、ペロリと食べれちゃいました😋

コーヒーや紅茶とともに、これらのスイーツをゆっくりと楽しむことができ、店内の落ち着いた雰囲気は、観光の合間のひとときにぴったりです!
▶️まとめ
いかがでしたでしょうか!?
この記事では、ぼんじんさんが実際にラトビアに一人旅へ行った際の体験をもとに、おすすめ観光スポットやレストランなどを紹介しました。
ラトビアはあまり馴染みのない国だと思いますが、この記事をよんで少しでも興味を持っていただけたら嬉しいです!
間違いなく穴場海外旅行先ですので、ぜひ行ってみてください!
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