「マスヤ味方店」…??
このように頭にハテナが浮かんだ人も多いと思います。
実際私自信、この記事を書くまで「マスヤ味方店」のことや店長・栗林礼奈さんのことは一切存じ上げませんでした。
そこで、この記事では、話題の「マスヤ味方店」の店長・栗林礼奈さんがわずか数年で売上を3倍にまで伸ばした経緯や秘訣を解説していきます!
▶️帰郷から“才能発揮スーパー”へ — 運命のUターン
栗林さんは新潟出身。立命館大学卒業後は東京で人材業界やマーケティング系の仕事に就いていました。
都会でのキャリアは順調だったものの、「自分らしい働き方を見つけたい」と感じていた頃、家族の事情で地元に戻ることになります。
最初は家業のスーパーを「手伝うだけ」のつもりでしたが、気づけば商品選び、売り場の演出、チラシ制作と次々にアイデアを出すうち、まわりの信頼を得て店長に就任。その勢いのまま、自ら店舗の未来像を描き始めたのです。
▶️改革の第一歩は“自分の舌”と“直感”を信じること
彼女がまず変えたのは、「商品ラインナップ」でした。既存の仕入れに頼らず、自分で全国の食品を取り寄せ、実際に食べて、「本当においしい」と思ったものだけを採用。
とくに人気を呼んだのが、珍しいご当地調味料や、高品質なオリーブオイル、クラフトジャムなど、都市部のアンテナショップ顔負けの商品たち。その多くが、県外の若い感覚や職人の技を活かした品で、地元ではなかなか手に入らないものばかりです。
「価格帯は少し高めでも、“納得できる味”があれば必ずリピートされると信じています」と栗林さん。
仕入れの基準は「自分が友達におすすめしたくなるかどうか」。その誠実なセレクトが、お客の信頼を集めているのです!
▶️販促にも“感性”を——POPとチラシ、SNSの使い方
もうひとつ注目されたのが、店内のPOPやチラシ、SNSの使い方。
すべて栗林さんの手書き、またはオリジナルの言葉で構成されており、そこには商品に対する想いと人柄があふれています。
「新発売」や「おすすめ」だけでは伝わらない味の背景、作り手の想い、店長自身の体験を言葉にして届ける。これが特に年配層の心を掴んでおり、「あなたがそう言うなら買ってみようか」というお客様が増えたといいます。
InstagramやYouTubeでも、商品の入荷情報や「今週の推し食材」を発信。フォロワーのコメントにも丁寧に返信するなど、まさに“顔の見えるスーパー”を実現しています。
▶️次なる目標は“農業との接続”、そして“世界”へ
栗林さんは今、地元農家と連携し、スーパーを「食を軸にした地域づくりのハブ」とする構想を進めています。
規格外野菜の販路開拓、若手農家とのコラボ商品、さらには「体験付き食品販売」など、地域課題と連動したプロジェクトを次々と構想中。
また、将来的には新潟の食材を活かしたセレクト商品を世界に届ける夢もあるそうです。
「いつか海外で“NIIGATA”の食文化を紹介するポップアップストアを開いてみたいですね。日本の地方って、もっと世界に通用する力があると思うんです」
▶️まとめ
この記事では、今話題のスーパー「マスヤ味方店」の店長・栗林礼奈さんがいかにして、わずか数年で売上を3倍にまで伸ばしたのか、その経緯と秘訣を解説しました!
彼女の行動力、考え方、人柄にはまさに感銘を受けますね。
ぜひ新潟に訪れた際は、「マスヤ味方店」さんに立ち寄ってみてください!
▶️お店の情報
- 店舗名:マスヤ味方店(マスヤ 味方店)
- 所在地:新潟県新潟市南区味方103‑1
- 電話番号:025‑372‑3439
- 営業時間:月〜土 9:00〜19:00
日・祝 9:00〜18:30 - Instagram:@masuya_ajikita
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