2025年夏、E-1選手権のピッチに立った若き司令塔・大関友翔(おおぜき・ゆうと)。
その堂々としたプレーと落ち着いたボールさばきに、「この選手、どこから出てきたの!?」と驚いた方も多いのではないでしょうか。
実は彼、川崎フロンターレの下部組織で育ち、地元の公立高校からプロの舞台へと駆け上がった努力の人。
この記事では、「出身高校はどこ?」「兄弟はいるの?」といった素朴な疑問にお答えしながら、彼の成長ストーリーを紐解いていきます!
▶️大関裕翔のプロフィール

- 名前:大関 友翔(おおぜき・ゆうと)
- 生年月日:2005年2月6日(20歳)
- 出身地:神奈川県川崎市麻生区
- 身長/体重:178cm/67kg
- 利き足:右
- ポジション:ミッドフィルダー(MF)
- 所属:川崎フロンターレ(2023年〜)、2024年は福島ユナイテッドFCに期限付き移籍
- 代表歴:U-20日本代表、2025年E-1選手権でA代表デビュー
川崎Fユース出身の期待の若手。
2024年のJ3でブレイクし、翌年にはA代表デビューを果たした、注目の司令塔です。
(Jリーグ公式選手紹介はこちら)
▶️出身中学・高校はどこ?

川崎市麻生区で育った大関選手は、川崎市立真福寺小学校、柿生中学校を卒業し、早くから川崎フロンターレの下部組織に所属していました。
そして高校は、意外にも神奈川県立生田東高校。
私立の強豪校ではなく、公立高校に通いながら、フロンターレU-18で背番号10を背負う主力選手として活躍していました。
生田東高校は地元でも比較的落ち着いた雰囲気の学校。
学業とサッカーを両立しながら、ユース年代の最高峰・プレミアリーグEASTで優勝に貢献。全国レベルで注目を浴びる存在へと成長していきました。
▶️兄弟はいるの?
大関選手には5歳年上の兄がいます。
サッカーを始めたきっかけは、このお兄さんの影響。小さな頃、兄のプレーを見て自然とボールを追いかけるようになったといいます。
兄について詳しい情報は出ていませんが、プロ選手ではないようです。
ただ、家の中で当たり前にサッカーがあった環境、それが大関選手の基盤になっているのは間違いありません。
試合後のインタビューでも落ち着いた受け答えが印象的な彼。その冷静さや謙虚さの裏には、家族との穏やかな時間が刻まれているように感じられます。
▶️プロ入り後の歩み
2023年、川崎フロンターレのトップチームに昇格した大関選手。
しかしJ1ではなかなか出場機会が得られず、2024年にはJ3の福島ユナイテッドFCへ育成型期限付き移籍。
この選択が、キャリアの大きな転機となりました。
福島では1年間で32試合に出場し、8ゴール・6アシストの好成績をマーク。
スルーパスの精度、ボールキープ力、リズムの作り方、どれを取っても一級品と評価され、J3のベストイレブンにも選出されました。
2025年には川崎Fへ復帰。
中盤の主力として出場機会を増やし、ついにA代表にも初選出。
E-1選手権では、堂々たるプレーぶりで日本の新たな“司令塔候補”として存在感を示しています。
▶️大関友翔のプレースタイル
大関友翔の魅力は、一言で言えば「頭のいいサッカー」。
派手なドリブルや強烈なミドルシュートこそ少ないですが、”試合を動かせる選手”です。
■ゲームを読む力
中盤でのパスワーク、相手のプレッシャーをかわすターン、逆サイドへの展開など、試合のテンポを自在に操れるのが最大の武器。
ピッチの状況を俯瞰しながら、チームの心臓として動き続けます。
■華麗なターンとキープ力
密集したエリアでも慌てずにボールを収める技術は抜群。
ボールを持ったときのターンや身体の使い方は、思わず「うまい」と唸らされる場面が多く見られます。
■課題はフィジカル
一方で、フィジカル面は今後の課題。
守備の強度や球際の強さでは、J1や国際レベルではさらなる成長が求められます。
現在は体作りやトレーニングに力を入れており、進化の途中です。
▶️まとめ
いかがでしたでしたでしょうか!?
この記事では、ネクストブレイクプレイヤーの一人でもある、大関友翔選手について徹底解説しました!
大関友翔のキャリアは、まさに「地道な努力の積み重ね」。
派手な経歴ではないかもしれません。
でも、生田東高校という公立校で学びながら、フロンターレユースで背番号10を背負い、福島で鍛えられ、そしてJ1・代表へとたどり着いたこの道のりには、多くの若者が勇気をもらえるはずです。
そして、サッカーを始めた原点には、5歳上の兄の存在があった――。
サッカーと家族、地元とプロ舞台、そのすべてが結びついた今、大関友翔という選手が静かに輝きを放っています。
今後、Jリーグでも、そして日本代表でも、彼の名前が当たり前のように聞こえる日が来るはずです。
“地味だけど確実”、そんな信頼できる存在が、チームを強くする。
大関友翔。彼のこれからの物語は、まだ始まったばかりです!
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