2025年10月の自民党総裁選が終わり、新たに高市早苗氏が総裁に就任。
その直後から党内で話題になっているのが、「次の幹事長は誰になるのか?」という人事の話。
その中でも特に注目を集めているのが、鈴木俊一(すずき・しゅんいち) 氏です。
麻生派の重鎮で、元財務大臣。
長年の政治経験と温厚な性格から、「調整型の政治家」として評価が高い人物です。
高市新総裁のもとで党内のバランスを取る存在として、鈴木氏の名前が真っ先に浮上しているのも納得。
では一体どんな経歴の人なのか?どんな派閥に所属していて、どんな家系の出身なのか?
この記事ではそれらの疑問に答えていきます!
▶️ 鈴木俊一のプロフィールと経歴

まずは基本情報を整理しておきます。
プロフィール
経歴
早稲田大学を卒業後、1990年(平成2年)の衆議院選挙で初当選。
以来30年以上にわたって政界の第一線で活動してきました。
これまでの主な経歴をざっと挙げると——
と、かなり幅広い分野を経験してきた人物。
特に財務大臣としては、岸田政権の中でも重要なポジションを長く務め、国の財政運営に関わってきました。
▶️ 鈴木俊一の派閥は?麻生派の中心人物

鈴木俊一氏が所属するのは、麻生派(志公会)。
現時点では、自民党内でも有数の規模を誇る大派閥です。
麻生派といえば、元副総理の麻生太郎氏を筆頭に、「安定」「経験」「財務通」をキーワードにした人材が多いのが特徴。
その中でも鈴木氏は、麻生氏の信頼が非常に厚く、「派内のまとめ役」としての存在感を発揮しています。
派閥内では若手への指導も積極的で、麻生派の“良識派”として知られているそうです。
つまり、麻生派の顔として他派閥との橋渡しを担える数少ない人物なんです。
▶️ 麻生太郎とは義理の兄弟!?

ここが、鈴木俊一さんの家系で最も話題になる部分です。
なんと、麻生太郎氏とは義理の兄弟関係にあたるんです。
詳しく説明すると、鈴木俊一さんの姉・鈴木静子さんが麻生太郎氏の妻。
つまり、麻生太郎氏は義理の兄という関係になります。
この縁を通じて、鈴木氏は若い頃から麻生家と深いつながりがあり、政治的にも経済的にも信頼関係を築いてきました。
ちなみに麻生家も政財界の名門で、祖父は吉田茂元首相。
鈴木家と麻生家のつながりは、「日本政界の名門同士の絆」と言われることもあります。
派閥のつながりだけでなく、家族ぐるみの関係性があるため、
「麻生派の中で最も信頼されている人物の一人」として見られているのも納得ですね。
▶️ 鈴木家の家系がすごい!
鈴木俊一氏の“政治的ルーツ”を語るうえで欠かせないのが、鈴木家の家系 です。
実は日本政治史の中でも屈指の“政治一家”なんですよ。
麻生太郎しと義理の兄弟であるだけでなく、
- 父親:鈴木善幸(第70代内閣総理大臣)
- 祖父:鈴木一平(岩手県議会議員)
と、政治家の家系であることがわかります。

親戚筋には、皇族や名門財閥出身者との縁もあります。
こうした家系のつながりは、単なる“血筋”以上の意味を持っており、党内人脈・信頼形成において大きな影響を及ぼしています。
「名門の育ち」「人柄の良さ」「政治的センス」の3点が、鈴木氏の評価を支える土台なんですね。
▶️ 政治スタイルは穏やかで実務派
鈴木氏といえば、「控えめだけど信頼されるタイプ」という印象が強いです。
派手さや強い言葉で注目を集めるタイプではなく、どちらかというと“聞き役に回る”タイプの政治家。
財務大臣時代も、岸田政権の財政運営を安定させた立役者のひとりとされていました。
特に、2023年〜2024年の物価高対策では、冷静な財政判断とバランス感覚を発揮しています。
党内でも「人当たりが柔らかく、誰とでも話せる」と評判で、若手議員からの信頼も厚い。
こうした“穏やかで調整型”のスタイルが、まさに幹事長に求められる資質といえるでしょう。
▶️ まとめ
いかがでしたでしょうか!?
この記事では、次期自民党幹事長として最有力視されている鈴木俊一氏について詳しく解説しました。
まとめると、
まだ正式に発表されたわけではありませんが、鈴木俊一氏が幹事長に任命されることはほとんど間違いないでしょう。
ぜひ今後の動向に注目していきたいですね!